約 526,971 件
https://w.atwiki.jp/minnasaba/pages/808.html
「―――そう、穂群原学園だ。被害は甚大……そうだ。不発弾の爆発でそうなったということにしよう。では、そのプランに沿って頼む」 事後処理を行う教会のスタッフに電話で連絡をした後、神父である男は受話器を置いた。 そして、教会の入口に目を向ける。そこにはスーツ姿の女性が立っていた。 「良く来てくれた。バゼット・フラガ・マクレミッツ」 「お気になさらずに、言峰綺礼」 聖堂教会の人間と、魔術協会の人間、決して歩み寄らない両組織の人間が邂逅した。 「―――前回の聖杯戦争は陰惨を極めた。殺人鬼がマスターとなり、本来の監督役であった私の父は死亡、そしてあの大火災、 秘密裏に行われるはずの戦争が世間にこうまで被害を与え、神秘の隠匿という大前提を崩壊させる寸前まで行われたことは、実に憂うべきことだ」 言峰は首を振り、悲観した風に締めくくった。 「君にはこの聖杯戦争で前回のように狼藉を働くマスターとサーヴァントを狩る事に協力してもらいたい」 「ええ、私もそのつもりで来ました」 言峰の言葉に、バゼットは快く応じた。 ―――バゼットは気づかない。言峰綺礼が彼女の令呪が刻まれている左手を見ていることを。 「私はアサシンを召喚しました。彼ならマスターの情報を集める事にも、危険な存在の排除にもうってつけでしょう」 「アサシンか、それは好都合なサーヴァントを召喚したものだ」 満足げに頷く言峰は―――決定的な一言を口にした。 「ああ、ところで『それ』のことだが」 「?」 バゼットの視線が、言峰が指差した先、祭壇の上の十字架に向けられる。 何の変哲も無いホーリーシンボルに、バゼットは首をかしげた。 その隙を、言峰綺礼が見逃すはずも無い。 一瞬で黒鍵の刃を顕現させると、女の左腕を穿ちにかかる。殺気に気がついた女が振り向いたときにはもう遅い。 バゼットの表情、驚愕と哀哭がない交ぜになったそれを見て、言峰綺礼は嗤った。 「ああ、そうだ。その表情が見たかった」 言峰の奇襲は完璧に近い。もし、この場にバゼットの味方である第三者がいたとしても、普通の人間では対応すらできないだろう。 ―――あくまで、普通の人間ならば。 ドアを金槌で叩くような音がした瞬間、鉛弾は直線の弾道を描き飛んでいく。 教会の扉を撃ち抜いた一発の火線は、即座に刃物を持つ腕に命中した。 防弾機能と防護の術式が編まれた僧衣は大した威力でも無い銃弾を通さなかったが、衝撃まで殺しきることはできず、黒鍵は甲高い音を立てて床に転がり、言峰はバゼットに体勢を立て直させる暇を与えた。 バゼットは、奇襲を仕掛けてきた本人を見やりながら、距離を取る。 「念のため、鍵穴から中を覗いておいて正解だったな」 銃撃した当人は素早く扉を開けて入り、ポツリと呟いて銃口を神父に向けた。 「―――ク。暗殺者の英霊相手に騙し討ちは分が悪かったか」 獣のような笑みを浮かべる神父にアサシンは無言で銃を撃つ。銃創が神父の額に穿たれ、仰臥して斃れた。 「……」 無言で立つバゼットの額には冷や汗が浮かんでいた。 それはアサシンを奪われそうになる程、自分が弱いことに気がついたからだ。 言峰がかつてと比べて更に研鑽したのか、そうでないのかは、バゼットに知るよしもない。しかし、これだけは言える。 言峰にはバゼットと戦う意思があり、自分には言峰と戦う意思が無かった。 だから、簡単に騙され、殺されかけた。アサシンがいなければ、自分は早々に脱落していた。 その事実に、屈辱と恐怖が涌き上がってくる。 「バゼット、退くぞ」 アサシンの言葉にようやくバゼットは我に返った。 正当防衛だったとはいえ、自分達は監督役を殺害したのだ。早々に立ち退かなければ厄介なことになる。 「まだ調べたいことはあるが、諦めろ。下手をすれば敵が増えかねない」 「……ええ、確かに」 アサシンの先導でバゼットも教会を出る。一度だけ振り向いて言峰の遺体を見やった。そしてすぐに踵を返すと、教会を出ていった。 誰もいなくなった教会で、しかし動くモノはあった。 言峰綺礼の遺体、その額の穴から湧き出るように吹き出す物体―――黒い汚泥は、ゆっくりと言峰綺礼の傷口を埋めていった。やがて完全に傷口が塞がった時、今まで死体だった『何か』が立ち上がった。 「突然の危機を想定し、常に警戒を怠らず、引き際も素晴らしい。良いサーヴァントを引き当てたな。バゼット・フラガ・マクレミッツ」 笑う。それは嘲笑か、それとも祝福の笑みか。立ち上がった死人は、澱んだ眼で背後の空間を見た。 「それだけに手に入れられなかったことは惜しい。が、『お前』から見ればどうだ。手こずる相手か」 返ってきた言葉を聞き、言峰は笑いを深めた。 それはおぞましい、全てを冒涜するような笑みだった。 衛宮邸の茶の間。普段は明るい声が響く茶の間で、しかし現在は緊張が支配していた。 黒衣のキャスターは掌を由紀香の頭にかざし、精神を集中させて何かを詠唱している。 それが終わり、琥珀色の双眸を開いたキャスターに、マスターである士郎が期待を込めて口を開いた。 「キャスター、何とかできそうか?」 「……残念だけど、無理ね。これをやったのは現代の魔術師じゃ無い。これは宝具によるものよ」 その言葉に沈黙が陰鬱な物に変わる。キャスターの眼前には犬の耳が生えた由紀香の頭があった。 学校での戦闘後、一行はこれからをどうするべきかで話をした。 ともかくも遠坂凛が説明をする事になり、その場所として衛宮士郎が自分の家である衛宮邸を提供した顛末だ。 遠坂凛の口から出てくる説明に、それを聞く者達は驚く以前に呆然としていた。 魔術。 サーヴァント。 聖杯戦争。 いずれもライトノベルやアニメのような話であり、そしてそれが現実である事は先程の光景で証明されている。おまけに、自分達はそれに無理矢理な形で関わらせられようとしていることを聞かされた。 「大体は分かったが……とにかくもこれをどうにかして貰えないだろうか」 鐘は自分の背中から生えている翼を手に取って引っ張った。 由紀香の耳は帽子を被れば何とかなるだろうが、鐘の翼や楓の手足は誤魔化しようが無い。これでは日常生活を送る事すら出来ないだろう。 遠坂凛と衛宮士郎は、キャスターに解呪を依頼した。 ―――だが、芳しくは無かった。 「分かっていることは、これをしているのは魔術では無く宝具。それも相当に霊格の高い宝具によるもの。本来の担い手ならともかく、私に手が出せるものじゃないわ」 「それなら、遠坂がやったみたいにこの令呪でキャスターをパワーアップしたらどうだ?それなら……」 士郎の縋るような言葉に、キャスターは首を横に振った。 「出力が足りないとかそういう話じゃないの……わかりやすく説明するわ。ねえ、貴女」 話を黙って聞いていた少女にキャスターは話しかける。 「は、はい。何ですか?」 由紀香の視線を真っ直ぐ覗き込むキャスターは、口を開いた。 「何か、おかしな気分はしないかしら。例えば、できるはずの無い事をできたとか、それとも、あるはずの無い記憶を持っているとか」 「あの、そう言えば、何か変なことが。私の名前は三枝由紀香って言うんですけど、他にも名前がある気がするんです。それから、そのもう一つの名前の持ち主のやったことも覚えているような気が……」 「そういえば、アタシも操られてた時に何か夢みたいなもの見てた気がするな」 思い出したように言う楓に、鐘も反応した。 「……お前もか?蒔の字。私も何か戦うような夢を見ていた気もするが」 「ああ、それそれ。伽和羅(かわら)身につけて、剣持って戦うんだよ。自分の事じゃない筈なのに、妙にリアルな夢でさ」 その言葉に、キャスターはふうと溜息をついた。 「……本人の精神と、外部からの精神、つまりはその宝具によるものが、融着している。下手に引き離したら本来の精神にも悪影響が出るかも知れない」 キャスターの分析に、士郎は歯を食いしばって呻いた。 「……そんなことを、三人はされたのかよ」 「今は冷静に解決策を考える時よ。士郎」 怒りを募らせる士郎を宥めるキャスターだが、その表情は固い。楓が慌ててキャスターに詰め寄る。 「ちょ、ちょいまち。じゃ、このままこの姿で生きていけってのか?」 キャスターは無言でおもむろに楓の腹部に手をかざし、口を開いた。 「少なくとも姿はどうにかなると思うけど。貴女達が持っている以上、ある程度は自分で運用できる筈だから」 「ほ、本当?う~ん。戻れ、戻れ、戻れ、戻れ、戻れ……」 由紀香が手を合わせ、拝むように念じた。すると、犬耳が髪の中に吸い込まれるように引っ込み、見えなくなる。 「おお、戻ったぞ。由紀香!」 「えっ……本当!戻ってる!」 鐘の言葉に手鏡を覗き込んだ由紀香は、自分の頭上から犬耳が綺麗に消えていることに歓声を上げた。 「強く念じれば、元に戻るのか」 「よし!メ鐘、アタシらもやってみよーぜ!」 そのまま、二人して手を合わせて念じる。 「「戻れ、戻れ、戻れ、戻れ、戻れ、戻れ、戻れ、戻れ、戻れ、戻れ、戻れ、戻れ」」 二人で目を固くつぶって、一心不乱に唱えている姿は危ない新興宗教のようでなかなか不気味だったが、効果はあったらしい。 楓の手足は人間のそれに戻り、鐘の背にあった翼もうっすらと消えていった。 「「戻ったー!!」」 「これで少なくとも、外見はどうにかなるという事が分かったわね」 冷静に呟くキャスターの隣に座る士郎は、暫くつぐんでいた口を開いた。 「キャスター、聖杯なら三人の身体を完全に戻すことができるのか?」 士郎の言葉に、今しがた喜び合っていた三人が視線を向けた。 「聖杯が言葉通りの物なら、ね」 事も無げに言うキャスターの言葉で、衛宮士郎は表情を決意に固めた。 「……なら俺が聖杯を手に入れて、三人の身体を元に戻す」 その言葉に、三人は驚愕し、由紀香が真っ先に口を開く。 「待って、衛宮君!聖杯戦争って危険なんでしょ?」 「承知の上だ」 「承知の上だって、お前……分かってんのかよ。バカスパナ!」 「いくらなんでも、無茶だ。考え直せ」 楓に続き、鐘も士郎を止めるが、士郎は首を横に振る。 「もう、俺は巻き込まれているんだ。キャスターのマスターとして。今更引き返す道なんて無い」 士郎は淡々と話を続ける。 「俺は聖杯なんていらない。キャスターが使う分と、三人が元に戻るために使う分さえあればそれでいい。」 「だが!校舎をあんな風にしてしまう連中が相手なんだぞ?」 「なら、尚更だ。サーヴァントに敵うのがサーヴァントだけなら、俺が聖杯を手に入れるしか無い。それしか氷室達の身体を元に戻す方法が無いのなら、それを選ぶのが当然だ」 士郎の言葉に、その場の全員が言葉を失った。 この少年は、知り合いとは言え他人のために戦うと、剣の一振りで鉄筋造りの校舎を焼くような怪物達の闘いに身を投じると言ったのだ。 三人のいずれもがなにか言おうとしてやめた。この少年が戦って、聖杯を手に入れてくれれば自分達は元の日常に帰れるという考えを誰もが抱き、 すぐにそれが少年を死地に追いやることである事に気がつき、そんな考えを抱いた自分が醜くて仕方が無かった。 悲壮な雰囲気が漂った空間は、一人の少女が立ち上がったことで、沈黙が終わる。 「じゃあ、私は帰るけど、衛宮君。話したいことがあるからちょっと来てくれない?」 優等生の皮を脱いだらしい遠坂凛は、こちらの方が素であろう態度で士郎を呼んだ。 「正直なところ、私も聖杯で叶えたい願いは無いのよ」 凛の言葉に、士郎は驚愕した。 「じゃあ、何だってこんな闘いに参加したんだよ。俺みたいに偶然召喚したわけじゃ無いんだろ?」 「まあ、それは置いといて。聖杯を三枝さん達のために使うって本当?」 真剣な顔で聞く凛に、士郎は少したじろぐも、はっきりと答えた。 「ああ、そうしようと思う」 「キャスターはそれでいいの?」 凛の言葉にもキャスターはいつもの感情の起伏に乏しい表情を変えなかった。 「士郎に従うわ」 「そう。それなら約束して。どちらが最後まで残って、聖杯を手にしても、三枝さん達のために使うと」 「本当か!?」 万能の願望機を、自分と同じく他者のために使う人間がいたことに、今度は士郎が驚いた。 「別に深い意味は無いわ。ただ冬木の管理者として、こんな風に一般人を好き勝手されて気に入らないだけ」 「えっ、遠坂ってそんなに偉い人だったのか?」 「衛宮君、どれだけこっち側のものを知らないのよ……」 士郎の無知に、凛は額に指を立てて首を振った。 「とにかく、三枝さん達のことはできるだけ他のマスターにもばれないようにしましょう。宝具を取り出せない以上、先手を打って彼女達を攻撃しようなんて連中がいないとも限らないわ」 「とりあえず、当面は犯人のサーヴァントとマスターの捜索だな。分かった。遠坂ありがとう」 「お礼はいいわ。いずれ戦う相手だもの……ああ、そうそう」 「なんだ?」 「……やっぱりやめといた方がいいわね。それじゃあ、衛宮君、キャスター。また戦う日までね」 そう言うと、遠坂凛は怪訝な顔をした士郎とキャスターを残して去って行った。 家路についた凛は、既に自宅である遠坂邸の正門前に立っていた。 「そりゃそうだ。万が一のことを考えれば、綺礼には連絡しない方がいいわね」 遠坂凛は独り言を呟きながら、先程自分の頭に浮かんだ考えを反芻する。 ―――教会による三人の保護。 一瞬浮かんだ考えは、すぐに否定された。教会は正義の味方では無い。巻き込まれた人間の記憶を消して日常に返すぐらいのことはするだろうが、それは神秘を秘匿するという仕事をしているにすぎない。 おまけに現在の監督役は魔術協会とも繋がっているあの兄弟子だ。 もし協会にでも知られたら、三人の身柄がどうなるかわかったものではない。 宝具を身に宿した一般人だ。最悪、保護という名の実験材料化なんてこともありうる。 衛宮士郎は、家に人を招くことを躊躇しないような殆ど一般人、注意を払っておけば問題は無いだろう。 キャスターにしても、その衛宮士郎に忠実らしい。多分、大丈夫だ。 「問題は、明確なルール違反を犯したサーヴァントとマスターか」 一般人を操って他の陣営を襲わせる。神秘の漏洩にも繋がりかねないそれは、冬木の管理者としても遠坂凛としても許せそうにない。 「これでますます負けられなくなったわね。バーサーカー」 「◆◆―――◆」 凛は霊体化している従者に話しかけた。聞こえてきたのは相変わらずの唸り声だが、同意しているらしい。 「じゃあ、帰りますか。明日からが大変よ」 決意を新たに凛は玄関から自室へと向かった。 それは一見したところでは何の変哲も無いワンボックスカーだった。 誰が知るだろうか。それを根城にしている二人の内の一人が、人間では無いことを。 『……宝石は、まだあるわね。でもバーサーカーの維持にも使うから、今度は少し多めに……』 車内に積み込まれた機材から聞こえるのは、現在遠坂邸にいる少女の声だった。 敵マスターの声はかなり鮮明に聞こえる。技術の進歩を感慨深げに実感していたサーヴァントは、車に近づく気配を察知し、銃を手に取る。 召喚当初に所持していた狙撃銃ではなく、現代で用意したサブマシンガンである。 一定のリズムで叩かれる車のドアに、アサシンは銃口をそのままに、ただ口を開いた。 「バゼットか」 「ええ、戻りましたアサシン」 そのまま車内に入ってきた自分のマスターに、アサシンはようやく銃を下ろした。 「現在、遠坂凛は家の中だ。狙撃地点は幾らか確保しているが、学校があの状態になったのは痛いな」 「行動のパターンが読みにくくなりますからね。それでも、聖杯戦争である以上彼女が外に出ないことはあり得ない。仕留めるにはその時です」 ああ、とアサシンが首肯する。 「バーサーカーは燃料を食い荒らすアメリカ車のようなものだ。ガソリンタンクが空になれば自ずと停車する」 アサシンの中でバーサーカー陣営の攻略法は既に出来上がっているらしい。 敵の工房がある筈の遠坂邸の情報を得るために盗聴器という科学の産物を使う提案をしたのはアサシンだ。 魔術師らしく、科学との縁が薄いバゼットにとっては不安が残る提案だったが、それの有効性は目を見張る物がある。 魔術的な要塞は、英霊の気配遮断と魔力を欠片も有しない機械装置には無力だった。 遠坂を初めとする陣営の情報を断片的にでも手に入れることができるアドバンテージは大きい。 車内に設置した機械を操作しているアサシンを見ながらバゼットは召喚直後の彼の台詞を思い出していた。 『俺は弱い英霊だ。多分殴り合いならマスターの方に分がある。だが、負ける気は無い。協力してくれ』 アサシンは確かに弱い英雄だ。パラメーターの殆どがEランクという脆弱さは、この戦争に参加したサーヴァント中最弱だろう。 それでもバゼットはアサシンを恐ろしい英霊だと思う。彼は弱いが、それは決して弱点になり得ない。文明の利器を惜しげも無く使い、その力を利用し、更に発揮する。 自分の弱さを知っているという事は、自分の持つ機能と性能を理解しているということだ。 執行者として数多の魔術師を狩ってきたバゼットにとって、もし相手取るならアサシンのような輩がもっともやりにくい。反面、味方にできればこれほど頼もしい相手もいなかった。 バゼットはアサシンについて不満は何も無かった。ただ問題があるとすれば。 「ほら、各種機器のマニュアルだ。読んで覚えろ」 アサシンが手渡した分厚い紙の束に、バゼットは僅かに身じろぎした。 「こ、これら全てを覚えるのですか……」 はっきり言って、バゼットは細かい操作が苦手だ。当然機械に関しても同じ事が言える。 「アサシン。魔術師という物は機械の扱いが不慣れでして……」 「じゃあ、練習して苦手を克服すべきだろう。俺にしても機械の扱いは専門家というわけでは無いんだ。バゼットにもできるようになって貰わなければ困る」 一分の隙も無い正論に、バゼットはなすすべも無くマニュアルを受け取った。 「戦いは情報の有無で幾らでもひっくり返る。そのあともまだ勉強して貰うことはあるからな」 聖杯戦争が終わるまでにどれだけの学習をさせられるのか、想像したバゼットは溜息をついた。 夜の繁華街は、会社帰りのサラリーマンや水商売に関わる人間で賑わっていた。 その中で、変わった装丁の本を持つ少年が虚空に話しかける。 「ライダー、これで冬木の大体の場所は回った。何か質問はあるかよ?」 『ない。しいて言えば、儂の最終宝具が使える場所が少ないな。こうも建物が密集していては』 返ってきた言葉に、慎二は再び問いを口にした。 「そんなに強力な宝具なのか?」 『うむ。もっとも、それを一度使えばしばらくは大幅に弱体化するという欠点もある』 「そうか、対策を考えておかないとな」 間桐慎二に魔術回路は無く、よってサーヴァントに供給できる魔力も無い。 しかし、本人が保有する魔力炉心と宝具によって魔力は普通に戦う分には全く困ることは無い。 最終宝具も多少無理をすれば放つことができるというのが本人の弁だ。 「勝てる。勝てるぞ。ライダー、そして僕とお前の願いを叶えるんだ」 『勝てるのでは無い、勝つのだ。儂は負けぬ』 一種傲岸とも言える強気な答えに、慎二は召喚時の光景を思い出していた。 『関羽雲長、騎乗兵の位を得て顕現したり―――喜べ。貴様らの勝利よ』 蟲倉の蟲を全て吹き飛ばしそうな豪風と共に出現したサーヴァントは、不遜な態度で周囲を見回した。 その眼光が、肩で息をしている召喚した本人に向かう。 「お前が儂を呼んだのか?」 「待て!よ、呼んだのはそいつだけど、マスターは僕だ」 多少震え声で話す慎二に、ライダーは一瞥すると、口を開いた。 「よろしい。この戦いに参加するには、かりそめとは言えマスターは必要。お前をマスターと認めてやる」 思いっきり下に見られながらも、こうして間桐慎二の聖杯戦争はスタートした。 「そこでだ、お前の宝具は……」 その時、肩同士が触れ合う衝撃を感じる。 「何だ。テメエ?」 話に集中する内に、人にぶつかってしまったらしい。振り返ると、明らかにチンピラ然とした男が立っていた。 「何独り言ブツブツ言ってんだ。電波かアァ?」 慎二の態度が気にくわなかったのか、チンピラはますます突っかかってきた。 チッと舌打ちして、小声で背後のサーヴァントに声をかける。 「ライダー、お前の戦闘力を見るぞ。こいつを半殺しにしろ」 虚空からの声は、慎二にのみ小声で伝えた。 『嫌じゃ』 「ハ?」 サーヴァントの声色は先程までと少しも変わらず、ハッキリと拒絶した。 「何言ってるんだよ。ご主人様のピンチだぞ!?」 『鶏を捌くに牛刀は用いぬ。この程度の輩に力を奮うなどしたくない』 なおも言い募ろうとした慎二だったが、側頭部への火花が出るような衝撃に受身を取る暇も無く昏倒した。 「バーカ!気持ち悪いんだよ。間抜け!」 大笑するチンピラは、倒れた慎二を何度も踏みつけた。周囲の人間も巻き込まれることを恐れてか、手を出そうとはしない。チンピラはそのまま慎二の懐に手を入れ、財布を抜き取る。手際からして慣れているのだろう。財布から一万円札を全て抜き取ると、そのまま去って行った。 「何で助けないんだ!この大馬鹿野郎!!」 ようやく立ち上がった慎二はビルの間にある路地裏に入り込むと、思い切りライダーを怒鳴りつけた。 実体化したライダーは、涼しい顔で慎二の怒鳴り声を聞いている。慎二が怒鳴り疲れて肩で息をすると、口を開いた。 「馬鹿たれ、あの程度の輩を退けられぬようでは仮とは言え、儂のマスターたる資格など無い」 「な、なんだとお……」 顔を紅潮させる慎二は、その時手に持っている物に気がついた。 サーヴァントを隷従させる偽臣の書、これは無理な命令で無い限り、サーヴァントを御することができる物。 歪んだ笑みを浮かべて、慎二がそれを手に取ろうとしたとき、ライダーの低い声が響いた。 「それで使える命令はせいぜい一回。こんなくだらん事に使う気か?」 その言葉に、一気に頭が冷える。確かにそうだ。こんなことに使うべきでは無い。 だが、殴られた痛みと受けた屈辱は自身を苛む一方だ。 「畜生……」 その時、壁に立て掛けてある『ある物』に気がついた。 その男は、街の鼻つまみ者だった。 自分より弱い人間をいたぶって、自分が強いと錯覚する感覚を愛していた。 必然的に中学生の時から恐喝で金を稼ぎ、一時の遊興の代価に当てた。 文字通りの街のダニのような人間だが、かと言ってヤクザになろうとも思わず、このまま一生を人から金銭を脅して手に入れて中途半端に生活できると本気で思っていた。 先程の少年からくすねた戦利品を数えているとき、後頭部に痛撃が走るまでは。 余りの痛みに意識を手放しそうになるが、後ろを振り返ったときに顔面を靴のような物で蹴られて、意識は無理矢理繋ぎ止められた。 「よくもまあ、やってくれたね。まずはさっき僕からくすねた金を返して貰おうか」 首筋に突き出された鉄パイプを前に、その男は今まで自分が傷つけた人々がしてきたように、地面に這いつくばって、こくこくと頷いた。 「ようやった。やられればやりかえせばよいのだ」 相変わらず尊大な態度でライダーは慎二を(一応は)褒めた。 「やかましい!大体僕に何かあったらどうするつもりだってんだよ!」 「その時はその時よ。どのみちあの程度できなければ、お前は死ぬだけだ」 あっさりと自分が死ぬと断じたサーヴァントは、もう一度霊体化する。 『さて、屋敷に帰って鋭気を養うとするか。なあ、マスター』 「帰るのかよ」 『儂を呼んだ場所で休めば、儂の魔力も戻りやすい』 「……わかったよ。その代わり今後は僕の指示に従えよ」 『だが断る。悪手を打とうとすれば、当然儂は拒否するぞ』 「そこは、承諾するところだろうが!!」 傍目から見れば、慎二一人でギャーギャーと騒いでいるようにしか見えない主従は、そのまま夜の街を家路についた。 第三話まで書くと、やっぱり自分が長編書いてるんだと実感が湧いてきます。 何とか書き上げましたが、本音を言えばひむてんで出てくるようなネタギャグの数々を書きたいです。 以下、没小ネタ ~凛が三人娘に聖杯戦争の概要を説明したあと~ 「―――以上が聖杯戦争の概要よ」 誰もが黙っている中で、一人が口を開いた。 「あのさ、ちょっといいか?」 蒔寺楓がしきりにキャスターの方を向きながら、凛に尋ねた。 「何かしら。蒔寺さん」 「遠坂がさっき言ってた英霊だけどさ。いや、分かってるぞ。霊なんて全部プラズマで説明できる嘘っぱちだし、アタシは平気だし、大丈夫だし、だけど、本当に、本当に、本当にキャスターさんって……ゆ・う・れ・い??」 楓の縋るような問いかけに、キャスターはきょとんとしながら答えた。 「?ええ、そうよ。私は一度死んだことがあるもの」 ―――時が止まった。 「勝利への脱出!」 「蒔の字、人の家の障子を突き破るんじゃない!」 蒔寺楓、心霊耐性E(超ニガテ) 実際に書いてみたかったのですが、話の雰囲気上どうしても割愛せざるを得ませんでした。 今後はギャグも入れてみたいなあと思います。それでは皆様ご機嫌よう。
https://w.atwiki.jp/sound_horizon/pages/26.html
Ελευσευςの読み方はエレウセウス 【考察】 【登場人物】 【リンク】 【歌詞】 ――自由か死か... 歴史に刻むのは彼等が生きた戦いの証 あの日の少年には 空を征く鳥が何よりも自由に見えた 嵐女神{シェーラ}の気紛れで 為す術もなく地に堕ちるというのも知らずに 彼は何処に征くのだろうか? ヤァ 息仔ョ 失ゥコトノ 堪ェ難キ痛ミニモ モゥ慣レタカィ? 何もないのだ 希望など遺されていないのだ もうお前(私)には…… 生命とは 喪われるもの…… あの日の少年―― 運命に翻弄され続けし者―― 黒き剣を取った彼の復讐劇が始まる 月日流れても 繰り返す愚行 血汐流しても 止められぬ不幸 何処へ 何処へ 何処へ向かって行くのかしら? 何故に 何故に 何故に行かなければならないのかしら? 平等なんて幻想 死以外の約束など 交わせはしない 何度繰り返すのだ…運命よ{ミラ}!!! 人間は皆 運命の哀しい奴隷だというのに その奴隷が 奴隷を買うなど 笑えぬ喜劇だ 諦めるな 抗うのさ 無力な奴隷は嫌だろ? 剣{つるぎ}を取る勇者があるなら 私と共に来るがいい ――自由か死か... おまちください 縦糸は紡がれ 時代は廻る 紫眼の狼と呼ばれし男 各地の奴隷達を率いて 異民族が統べる鉄器の国へと奔った 神が持つ永遠に比ぶれば 人間は刹那 冥闇は世界を浸し 英雄達は流る星へと消えて逝く 傀儡と化した王 かつての勇者を射た星屑の矢 其の射手を刺したのは蠍の毒針 其の蠍を屠ったのは雷の獅子 死せる英雄達の戦いは未だ終わりを告げず―― 東方より来る足音 運命に導かれ やがて二匹の獣は出逢うだろう……
https://w.atwiki.jp/namacha/pages/97.html
XK9 9mmサブマシンガン(DS-9A) 韓国の大宇精工(大宇プレジション・インタストリーズ)が開発した新型サブマシンガン。独H K社のMP5やUMPなどのサブマシンガンに似た外見を持っている。上面にはレールが装着され、ストックは折り畳む事が可能なため非常にコンパクトな形状で持ち運ぶ事ができる。通常バレルのタイプと短く切り詰めたタイプの2種が開発されているようだ。口径は9mmで、制式採用されれば特殊部隊で使用されているK7サブマシンガンを代替するものと思われる。またインドネシア等に積極的に輸出されるだろう。 K7 9mmサブマシンガン 【参考資料】 Power Corea 韓国陸軍 2007-07-16 00 50 03 (Mon)
https://w.atwiki.jp/bartlett3/pages/302.html
Louverance ルーヴランス サンドリア王国出身の元王立騎士、現冒険者。伯爵であった父が爵位を奪われ没落貴族となった後は、母の実家があるセルビナに移り住んだ。 成人後はサンドリアに戻って王立騎士団に入団したが、のちに冒険者に転身し、現在は武名を立てる事で家名を復興すべく活動している。 サンドリア王国にレゼルビュー・M・ミスタルとレフィーヌの子として生まれる。 854年、三ヵ国合同北方調査隊員であった祖父フランマージュ・M・ミスタルが闇の王に暗殺されるが、サンドリア王国はその犯人を突き止める事が出来なかった。 ミスタル家はフランマージュの一人息子レゼルビューが継いだが、王立騎士であった彼は、 不仲の神殿騎士エプリフォーン・M・レヴメルと事件の真相を巡って口論となり、その果てに当時既に禁止されていた決闘を行った。 この決闘はミスタル家の領地「ギルド桟橋」を狙うワーロンビリオ・M・テュロムによって密告され、ミスタル家とレヴメル家は伯爵位を剥奪されてサンドリア王国から追放された。 当時まだ幼かったルーヴランスはセルビナにある母方の実家に連れて行かれそこで成長した。 成人後はサンドリアに上京し、家の汚名をそそぐため王立騎士団に入団して、武勲を上げるべく職務に励んだ。 (職務中ルーヴランスの行動力に助けられた同僚は、彼の事を「ミスタル伯爵家の末裔の名に恥じぬ立派な人物」だと評した。) しかし家名を復興させる程の手柄にはなかなか恵まれなかったため、程なくしてルーヴランスは冒険者に転身。サンドリアを脅かす獣人の調査に乗り出した。 そして調査を進めるうちに、獣人達の創造神「闇の神」が既にこの世に復活している事を知り、更なる精査のために、ラゾア大陸でオークを相手に戦いを続けていたエグセニミルとの合流を図った。 (この闇の神とはオーディンの事であるが、ルーヴランスはこれをプロマシアだと勘違いし、その誤解は最後まで解かれる事がなかった。) アタルフォーネとの邂逅 土地勘の無いウルガラン山脈を越えるためにルーヴランスは案内人を雇うが、実はこの案内人の正体は怨敵エプリフォーンの嫡子アタルフォーネであった。 アタルフォーネは登山でルーヴランスが疲弊したのを見て取ると、背後からルーヴランスを不意打ちして、半ば脅迫に近い形でルーヴランスに変装する事を認めさせた。 (脱獄者であるアタルフォーネには自由に表を歩くための肩書きが必要であり、その対象に因縁あるルーヴランスを選んでいた。) アタルフォーネは要求が受け入れられると速やかに姿を消したため、ルーヴランスはそのままウルガラン山脈を越える事に成功した。 そして彼はエグセニミルの使いに迎えられて海を渡り、実際にラゾア大陸と周辺の島嶼部の見聞して回った。 プロマシアミッション しかしラゾアで得られた情報が「闇の神の閨は熊爪岳にある」というものであったため、ルーヴランスは即座に踵を返す羽目になった。 折りしもプリッシュらが「タブナジアの魔石」を求めて熊爪岳を訪れていたため、 彼女達と鉢合わせたルーヴランスは共に熊爪岳を捜索したが、発見されたのは既に砕け散っていた闇の神の閨だけであった。 手掛かりらしい手掛かりを失ったルーヴランスは一時サンドリアへと戻ろうとするが、途中アタルフォーネからの伝言が入りギルド桟橋に呼び出された。 しかしそこで彼を待っていたのはテュロム伯爵が放ったトンベリの刺客であった。 (テュロム伯爵は、かつてミスタル家から奪ったギルド桟橋を再び取り返される事がないよう、日頃からルーヴランスの命を狙っていた。) 呼び出しが罠であった事にルーヴランスは激怒し、アタルフォーネを捜してヒナリー夫人の元を訪ねた。 夫人はとある修道士と話し込んでいた最中だったが、たまたまその修道士がアタルフォーネからの果たし状を預かっていたため、それに従いルーヴランスは再びウルガラン山脈へと向かった。 (都合よくこの場にいた修道士はアタルフォーネの変装であった。) かくしてルーヴランスはアタルフォーネとの決闘に臨み、PC立会いの下、見事に勝利を収めた。 「はっはっはっは! ようやくこの技が決まったぞ! もし生まれ変わりがあるならば、次には僧侶にでも生まれ変わるといい! この世で犯した罪を償うためにな! おまえのおかげだ、礼を言う、PC。ヤツめ、私のことをなめきっていたようだ。 しかし私は、昔の私とは違う。ドレッドドラゴンに敗北したときから修行をしなおした。生まれ変わったのだ! ……それもすべて世界の平和を守るため! 闇の王を追い、黒き神を追った私は、彼らの上にのさばる謎の存在『世界の終わりにくる者』に挑まなければならん! おっと、余計なことを言ってしまったようだ。『世界の終わりにくる者』については、この私に任せておきたまえ。では、またどこかで会おう。私がこの世界を救うときに、また。」 高らかに勝利宣言を行ったルーヴランスは、現在「世界の終わりに来る者」の打倒を掲げて冒険を続けている。 (もっともアタルフォーネは、死を装うために敢えて負けた振りをしたのであり、この後平然と立ち上がってその場を去っている。 またルーヴランスが倒すと息巻いている「世界の終わりに来る者」は、この時点で既にPCによって倒されている。) 【覚書】 30年前に幼子であった事から年齢は30代半ばと推定される。 視野が狭く猪突猛進する熱血漢であり、悪人ではないものの完全に道化役として描かれた。 ホルレーの岩峰におけるドラゴンミッション「バストゥークを離れて」「三大強国」では当初彼がカットシーンに登場していた。 あえなくドラゴンに倒される役であり、上記台詞の敗北とはその時の話である。彼はその戦いを日記に残したが「冒険者が苦戦していたので少しばかり加勢した」という虚勢に満ちた記述を行った。 このドラゴンミッションのシーンは内容が薄過ぎたためか、のちにロシュフォーニュのものに刷新されたが、彼の消滅を惜しんだファンの声によって『プロマシアの呪縛』で出番を得る事ができた。 Q.「三大強国」などのバトルフィールドでは実装当初はルーヴランスが登場していましたが、『プロマシアの呪縛』で明かされる彼の設定はその頃から決まっていたのですか? 齋藤 いえ、最初はただの冒険者という位置づけでしかありませんでした。初期にサンドリアのシナリオを担当していた者がルーヴランスをイベントで使ったのですが、 後になってシナリオを見直してロシュフォーニュとヴォーダラムを登場させる事になり、代わりにルーヴランスはカットしたんです。だけどそれに対するプレイヤーの反響が意外に大きくて。 佐藤 「あれっ、みんな気にしてくれてるんだ?」と思い『プロマシアの呪縛』ではちゃんとした身分を与えて生まれ変わってもらいました。それでも「迎え火」では三国共通ミッションと同じ事をさせたりして(笑) 「迎え火」でスノールに向かって「てぇやぁぁぁーーーーっ!!!」と叫びながら突撃するシーンは、かつてのドラゴンミッションを再現したものである。 アタルフォーネに脅迫に近い形で取り引きを迫られ不承不承応じたが、のちにこの時の事を述懐した際は「あくまで双方にとって有益な取り引きだった」とまたもや虚勢を張った。 本物のルーヴランスが紫色のフェイスガードを着用している一方、アタルフォーネが変装したルーヴランスは赤色のフェイスガードを装着しており、プレイヤーにとって外見上の判別が付くようになっている。 【アクション】 「迎え火」での抜刀シーン。戦闘終了後、PC、プリッシュ、スカリーZが平然と立っているのに対し、ルーヴランスだけは戦闘不能となってしまい、大の字で寝転んだ。 そしてその後しばらくヒーリングするという醜態を晒した。
https://w.atwiki.jp/bartlett3/pages/327.html
シィの門 モーの門 ドーの門 ウォーの門 ラ・カザナル宮外郭 ラ・カザナル宮内郭 プロミヴォン アルザダール海底遺跡群 クロウラーの巣〔S〕 シィの門(Lv125~Lv127) Apex Chapuli(WAR/WAR) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 100% 炸裂 70% 衝撃 130% 貫通 100% 硬化 130% 切断 70% 振動 130% 収縮 70% Lv125 HP約140,600 VIT240 AGI277 INT208 MND208 CHR210 回避935 防御1027 Lv126 HP約145,300 VIT247 AGI287 INT216 MND216 CHR215 回避962 防御1057 Lv127 HP約150,000 VIT255 AGI295 INT222 MND222 CHR222 回避989 防御1088 Apex Jagil(WAR/WAR) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 130% 炸裂 130% 衝撃 150% 貫通 130% 硬化 150% 切断 130% 振動 30% 収縮 130% Lv125 HP約140,600 VIT240 INT208 MND208 CHR210 回避935 防御1027 Lv126 HP約145,300 VIT247 INT216 MND216 CHR215 回避962 防御1057 Lv127 HP約150,000 VIT255 INT222 MND222 CHR222 回避989 防御1088 Apex Mandragora(MNK/MNK) 斬 + 0% 突 + 25% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 150% 炸裂 150% 衝撃 150% 貫通 100% 硬化 150% 切断 100% 振動 100% 収縮 150% Lv125 HP約144,000 VIT291 INT196 MND240 CHR222 回避953 防御1017 Lv126 HP約148,800 VIT301 INT202 MND247 CHR228 回避981 防御1049 Lv127 HP約153,600 VIT310 INT208 MND255 CHR235 回避1009 防御1081 Apex Leech(WAR/WAR) 斬 + 0% 突 + 0% 打 - 25% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 130% 炸裂 100% 衝撃 100% 貫通 150% 硬化 130% 切断 100% 振動 50% 収縮 70% Lv125 HP約140,600 VIT228 INT218 CHR222 回避935 防御1021 Lv126 HP約145,300 VIT234 INT227 CHR228 回避962 防御1051 Lv127 HP約150,000 VIT242 INT233 CHR235 回避989 防御1082 モーの門(Lv125~Lv127) Apex Eft(WAR/WAR) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 115% 炸裂 70% 衝撃 115% 貫通 115% 硬化 130% 切断 70% 振動 70% 収縮 115% Lv125 HP約140,600 VIT240 INT208 MND208 回避935 防御1027 Lv126 HP約145,300 VIT247 INT216 MND216 回避962 防御1057 Lv127 HP約150,000 VIT255 INT222 MND222 回避989 防御1088 Apex Eruca(WAR/WAR) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 85% 炸裂 115% 衝撃 115% 貫通 100% 硬化 115% 切断 100% 振動 130% 収縮 115% Lv125 HP約140,600 VIT250 INT208 回避935 防御1032 Lv126 HP約145,300 VIT258 INT216 回避962 防御1063 Lv127 HP約150,000 VIT266 INT222 回避989 防御1094 Apex Raptor(WAR/WAR) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 100% 炸裂 130% 衝撃 130% 貫通 130% 硬化 100% 切断 130% 振動 150% 収縮 130% Lv125 HP約140,600 VIT228 AGI277 INT208 MND208 CHR210 回避935 防御1021 Lv126 HP約145,300 VIT234 AGI287 INT216 MND216 CHR215 回避962 防御1051 Lv127 HP約150,000 VIT242 AGI295 INT222 MND222 CHR222 回避989 防御1082 Apex Matamata(PLD/PLD) 斬 - 12.5% 突 - 12.5% 打 - 25% 遠 - 12.5% 魔 + 25% 息 + 25% 風 + 0% 魔防 100 溶解 50% 炸裂 100% 衝撃 70% 貫通 100% 硬化 70% 切断 100% 振動 50% 収縮 100% Lv125 HP約136,400 VIT325 INT196 回避935 防御1106 Lv126 HP約141,000 VIT337 INT202 回避962 防御1139 Lv127 HP約145,500 VIT347 INT208 回避989 防御1171 本来魔息+50%だが+25%に変更されている。 ドーの門(Lv128~Lv130) Apex Craklaw(WAR/WAR) 斬 - 25% 突 - 25% 打 + 12.5% 遠 - 25% 魔 + 12.5% 息 + 12.5% 風 + 0% 魔防 100 溶解 130% 炸裂 50% 衝撃 130% 貫通 100% 硬化 100% 切断 70% 振動 50% 収縮 100% Lv128 HP約154,200 VIT286 INT228 回避1016 防御1131 Lv129 HP約158,600 VIT293 INT233 回避1043 防御1161 Lv130 HP約164,500 VIT300 INT238 回避1073 防御1194 Apex Crab(PLD/PLD) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 130% 炸裂 130% 衝撃 150% 貫通 130% 硬化 150% 切断 130% 振動 70% 収縮 130% Lv128 HP約149,700 VIT329 AGI200 INT213 MND278 CHR278 回避1016 防御1189 Lv129 HP約153,900 VIT338 AGI206 INT219 MND285 CHR285 回避1043 防御1221 Lv130 HP約159,700 VIT345 AGI210 INT225 MND291 CHR291 回避1073 防御1253 Apex Bats(WAR/WAR) 斬 + 0% 突 + 25% 打 + 0% 遠 + 25% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 130% 炸裂 150% 衝撃 130% 貫通 150% 硬化 115% 切断 130% 振動 130% 収縮 30% Lv128 HP約154,200 VIT248 INT228 MND228 回避1016 防御1112 Lv129 HP約158,600 VIT254 INT233 MND233 回避1043 防御1142 Lv130 HP約164,500 VIT259 INT238 MND238 回避1073 防御1173 Apex Jagil(WAR/WAR) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 130% 炸裂 130% 衝撃 150% 貫通 130% 硬化 150% 切断 130% 振動 30% 収縮 130% Lv128 HP約154,200 VIT261 INT228 MND228 CHR228 回避1016 防御1118 Lv129 HP約158,600 VIT267 INT233 MND233 CHR234 回避1043 防御1148 Lv130 HP約164,500 VIT273 INT238 MND238 CHR238 回避1073 防御1180 ウォーの門(Lv131~Lv133) Velkk Tearlicker(WAR/WAR) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 100% 炸裂 100% 衝撃 130% 貫通 100% 硬化 130% 切断 100% 振動 50% 収縮 70% Lv131 HP約213,300 VIT307 INT228 回避1103 防御1227 Lv132 HP約220,300 VIT314 INT234 回避1133 防御1261 Lv133 HP約228,300 VIT321 INT239 回避1163 防御1294 Velkk Abyssal(DRK/DRK) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 100% 炸裂 100% 衝撃 130% 貫通 100% 硬化 130% 切断 100% 振動 50% 収縮 70% Lv131 HP約207,000 VIT325 INT282 回避1103 防御1201 Lv132 HP約214,000 VIT333 INT289 回避1133 防御1235 Lv133 HP約222,000 VIT341 INT296 回避1163 防御1269 Velkk Junglemancer(RDM/RDM) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 114 溶解 100% 炸裂 100% 衝撃 130% 貫通 100% 硬化 130% 切断 100% 振動 50% 収縮 70% Lv131 HP約200,300 VIT285 INT282 回避1093 防御1181 Lv132 HP約207,500 VIT292 INT289 回避1122 防御1215 Lv133 HP約214,700 VIT299 INT296 回避1152 防御1248 詠唱魔法は黒魔道士準拠だがパラメータは赤魔道士である。 Velkk Mindmelter(RDM/RDM) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 114 溶解 100% 炸裂 100% 衝撃 130% 貫通 100% 硬化 130% 切断 100% 振動 50% 収縮 70% Lv131 HP約200,300 VIT285 INT282 回避1093 防御1181 Lv132 HP約207,500 VIT292 INT289 回避1122 防御1215 Lv133 HP約214,700 VIT299 INT296 回避1152 防御1248 Apex Toad(WAR/WAR) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 - 25% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 100% 炸裂 100% 衝撃 115% 貫通 30% 硬化 70% 切断 85% 振動 20% 収縮 100% Lv131 HP約170,600 VIT264 INT285 MND218 CHR270 回避1103 防御1206 Lv132 HP約176,700 VIT270 INT293 MND224 CHR277 回避1133 防御1239 Lv133 HP約182,800 VIT276 INT299 MND228 CHR284 回避1163 防御1272 一般的なトード族は独自の回避ボーナスを持つがそれがない。 Apex Jagil(WAR/WAR) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 130% 炸裂 130% 衝撃 150% 貫通 130% 硬化 150% 切断 130% 振動 30% 収縮 130% Lv131 HP約170,600 VIT279 INT243 MND243 CHR242 回避1103 防御1213 Lv132 HP約176,700 VIT285 INT249 MND249 CHR248 回避1133 防御1246 Lv133 HP約182,800 VIT291 INT254 MND254 CHR254 回避1163 防御1279 ラ・カザナル宮外郭(Lv134~Lv136) Apex Bat(WAR/WAR) 斬 + 0% 突 + 25% 打 + 0% 遠 + 25% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 130% 炸裂 150% 衝撃 130% 貫通 150% 硬化 115% 切断 130% 振動 130% 収縮 30% Lv134 HP約189,000 VIT283 INT261 MND261 回避1193 防御1305 Lv135 HP約195,100 VIT289 INT267 MND267 回避1224 防御1338 Lv136 HP約201,300 VIT295 INT272 MND272 回避1254 防御1371 Apex Ironclad(WAR/WAR) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 - 12.5% 息 - 12.5% 風 + 0% 魔防 100 溶解 50% 炸裂 50% 衝撃 100% 貫通 50% 硬化 30% 切断 50% 振動 70% 収縮 50% Lv134 HP約189,000 VIT345 INT275 回避1193 防御1336 Lv135 HP約195,100 VIT352 INT282 回避1224 防御1370 Lv136 HP約201,300 VIT360 INT288 回避1254 防御1404 Apex Twitherym(RDM/RDM) 斬 + 0% 突 + 25% 打 + 0% 遠 + 25% 魔 - 12.5% 息 - 12.5% 風 + 0% 魔防 114 溶解 100% 炸裂 100% 衝撃 130% 貫通 70% 硬化 130% 切断 50% 振動 130% 収縮 100% Lv134 HP約177,500 STR272 DEX299 VIT260 AGI306 INT318 MND318 CHR299 回避1182 防御1259 Lv135 HP約183,500 STR278 DEX305 VIT266 AGI313 INT325 MND325 CHR305 回避1213 防御1292 Lv136 HP約189,500 STR283 DEX311 VIT272 AGI320 INT332 MND332 CHR311 回避1242 防御1325 ラ・カザナル宮内郭(Lv137~Lv139) Apex Umbril(DRK/DRK) 斬 - 50% 突 - 50% 打 - 25% 遠 - 50% 魔 - 37.5% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 130% 炸裂 50% 衝撃 50% 貫通 150% 硬化 50% 切断 100% 振動 50% 収縮 5% Lv137 HP約204,000 VIT340 INT356 回避1284 防御1389 Lv138 HP約209,000 VIT346 INT362 回避1314 防御1422 Lv139 HP約214,000 VIT353 INT370 回避1344 防御1455 本来魔-12.5%だが-37.5%に変更されている。 魔-37.5%とは別に魔息+100%がある(青魔法針千本を当てると1000×0.625×2=1250ダメージ)。 Enigmatic Vampyr(WAR/BLM) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 - 25% 息 - 12.5% 風 + 0% 魔防 100 溶解 85% 炸裂 60% 衝撃 85% 貫通 115% 硬化 50% 切断 60% 振動 85% 収縮 5% Lv137 HP約206,200 VIT340 INT357 回避1284 防御1424 Lv138 HP約211,700 VIT348 INT364 回避1314 防御1458 Lv139 HP約217,200 VIT355 INT372 回避1344 防御1491 Apex Vodoriga(WAR/WAR) 斬 - 12.5% 突 + 0% 打 + 12.5% 遠 + 0% 魔 - 12.5% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 100% 炸裂 115% 衝撃 85% 貫通 115% 硬化 70% 切断 50% 振動 100% 収縮 40% Lv137 HP約205,000 VIT351 INT311 回避1284 防御1429 Lv138 HP約209,000 VIT359 INT318 回避1314 防御1463 Lv139 HP約213,000 VIT366 INT325 回避1344 防御1497 飛翔中は回避+60。 Apex Cyhiraeth(BLM/BLM) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 - 6.3% 息 - 6.3% 風 + 0% 魔防 100 溶解 100% 炸裂 100% 衝撃 100% 貫通 115% 硬化 70% 切断 70% 振動 70% 収縮 30% Lv137 HP約188,000 VIT279 INT435 MND344 回避1260 防御1358 Lv138 HP約193,900 VIT284 INT445 MND352 回避1290 防御1391 Lv139 HP約199,600 VIT290 INT455 MND360 回避1319 防御1424 Inimical Corse(DRK/DRK) 斬 - 12.5% 突 - 50% 打 + 12.5% 遠 - 50% 魔 - 25% 息 - 50% 風 + 0% 魔防 100 溶解 130% 炸裂 115% 衝撃 115% 貫通 150% 硬化 70% 切断 70% 振動 115% 収縮 60% Lv137 HP約201,600 VIT340 INT340 MND263 回避1284 防御1389 Lv138 HP約207,000 VIT346 INT346 MND268 回避1314 防御1422 Lv139 HP約212,300 VIT353 INT353 MND274 回避1344 防御1455 Apex Bhoot(DRK/BLM) 斬 - 25% 突 - 25% 打 - 50% 遠 - 25% 魔 - 25% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 130% 炸裂 115% 衝撃 115% 貫通 130% 硬化 40% 切断 100% 振動 115% 収縮 40% Lv137 HP約198,000 VIT324 INT369 回避1284 防御1381 Lv138 HP約204,000 VIT330 INT375 回避1314 防御1414 Lv139 HP約210,100 VIT337 INT383 回避1344 防御1447 HP70%まで近接間合に踏み込まない。標的が近接間合外にいると特殊技が「パーディション」(単体即死)だけになる。 標的が近接間合にいれば使用しない。 Apex Bats(WAR/WAR) 斬 + 0% 突 + 25% 打 + 0% 遠 + 25% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 130% 炸裂 150% 衝撃 130% 貫通 150% 硬化 115% 切断 130% 振動 130% 収縮 30% Lv137 HP約207,700 VIT302 AGI372 INT279 MND279 回避1284 防御1405 Lv138 HP約213,600 VIT308 AGI380 INT284 MND284 回避1314 防御1438 Lv139 HP約219,700 VIT314 AGI388 INT290 MND290 回避1344 防御1471 Apex Poxhound(WAR/WAR) 斬 + 12.5% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 150% 炸裂 130% 衝撃 130% 貫通 150% 硬化 50% 切断 100% 振動 130% 収縮 50% Lv137 HP約207,700 VIT319 INT279 MND262 回避1284 防御1413 Lv138 HP約213,600 VIT325 INT284 MND267 回避1314 防御1446 Lv139 HP約219,700 VIT331 INT290 MND273 回避1344 防御1479 Apex Draugar(BLM/BLM) 斬 - 12.5% 突 - 50% 打 + 25% 遠 - 50% 魔 - 12.5% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 130% 炸裂 115% 衝撃 115% 貫通 130% 硬化 70% 切断 115% 振動 115% 収縮 50% Lv137 HP約188,000 VIT279 INT386 回避1260 防御1358 Lv138 HP約193,900 VIT284 INT394 回避1290 防御1391 Lv139 HP約199,200 VIT290 INT402 回避1319 防御1424 Apex Draugar(THF/THF) 斬 - 12.5% 突 - 50% 打 + 25% 遠 - 50% 魔 - 12.5% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 130% 炸裂 115% 衝撃 115% 貫通 130% 硬化 70% 切断 115% 振動 115% 収縮 50% Lv137 HP約195,300 VIT319 INT340 回避1421 防御1378 Lv138 HP約201,200 VIT325 INT346 回避1452 防御1411 Lv139 HP約207,000 VIT331 INT353 回避1484 防御1444 Apex Draugar(DRK/DRK) 斬 - 12.5% 突 - 50% 打 + 25% 遠 - 50% 魔 - 12.5% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 130% 炸裂 115% 衝撃 115% 貫通 130% 硬化 70% 切断 115% 振動 115% 収縮 50% Lv137 HP約201,500 VIT340 INT340 回避1284 防御1389 Lv138 HP約205,500 VIT346 INT346 回避1314 防御1422 Lv139 HP約213,500 VIT353 INT353 回避1344 防御1455 Powercrazed Dvergr(BLM/BLM) 斬 + 0% 突 + 25% 打 + 0% 遠 + 25% 魔 - 37.5% 息 - 12.5% 風 + 0% 魔防 100 溶解 70% 炸裂 70% 衝撃 70% 貫通 100% 硬化 50% 切断 50% 振動 50% 収縮 5% Lv137 HP約188,000 VIT279 INT435 回避1260 防御1358 Lv138 HP約193,900 VIT284 INT445 回避1290 防御1391 Lv139 HP約199,600 VIT290 INT455 回避1319 防御1424 HP70%まで近接間合に踏み込まない。 Disheveled Naraka(WAR/BLM) 斬 - 12.5% 突 - 50% 打 + 25% 遠 - 50% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 100% 炸裂 70% 衝撃 70% 貫通 100% 硬化 40% 切断 60% 振動 70% 収縮 15% Lv137 HP約253,000 VIT340 INT308 回避1284 防御1424 Lv138 HP約261,000 VIT348 INT313 回避1314 防御1458 Lv139 HP約269,000 VIT355 INT319 回避1344 防御1491 夜叉の型に物理カットはなく羅刹の型にも魔法カットはない。 プロミヴォン-ホラ/デム/メア/ヴァズ(Lv139~Lv142) Apex Woeful Lamenter(WAR/RDM) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 114 溶解 5% 炸裂 50% 衝撃 50% 貫通 50% 硬化 5% 切断 70% 振動 100% 収縮 70% Lv139 HP約259,000 VIT324 AGI341 INT306 MND306 回避1344 防御1331 Lv140 HP約269,000 VIT332 AGI349 INT313 MND313 回避1383 防御1369 Lv141 HP約279,000 VIT340 AGI357 INT320 MND320 回避1422 防御1408 Lv142 HP約289,000 VIT348 AGI366 INT327 MND327 回避1462 防御1448 防御が規定値-10%だが闇コアのみ+20%になっている(恐らくシーザー族との混同)。精霊耐性はコア毎に異なる。 火 水100% 土闇70% 風雷光50% 火氷5% 氷 火100% 雷光70% 土水闇50% 氷風5% 風 氷100% 水闇70% 火雷光50% 風土5% 土 風100% 火光70% 氷水闇50% 土雷5% 雷 土100% 氷闇70% 火風光50% 雷水5% 水 雷100% 風光70% 氷土闇50% 火水5% 光 闇100% 氷土水70% 火風雷50% 光5% 闇 光100% 火風雷70% 氷土水50% 闇5% Apex Livid Rager(WAR/RDM) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 114 溶解 5% 炸裂 50% 衝撃 50% 貫通 50% 硬化 5% 切断 70% 振動 100% 収縮 70% Lv139 HP約259,000 VIT324 AGI341 INT306 MND306 回避1344 防御1770 Lv140 HP約269,000 VIT332 AGI349 INT313 MND313 回避1383 防御1820 Lv141 HP約279,000 VIT340 AGI357 INT320 MND320 回避1422 防御1871 Lv142 HP約289,000 VIT348 AGI366 INT327 MND327 回避1462 防御1924 防御に規定値+20%のボーナスがある。精霊耐性はコア毎に異なる。 Apex Idle Drifter(WAR/RDM) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 114 溶解 5% 炸裂 50% 衝撃 50% 貫通 50% 硬化 5% 切断 70% 振動 100% 収縮 70% Lv139 HP約259,000 VIT324 AGI341 INT306 MND306 回避1384 防御1331 Lv140 HP約269,000 VIT332 AGI349 INT313 MND313 回避1423 防御1369 Lv141 HP約279,000 VIT340 AGI357 INT320 MND320 回避1462 防御1408 Lv142 HP約289,000 VIT348 AGI366 INT327 MND327 回避1502 防御1448 回避+40、防御-10%。精霊耐性はコア毎に異なる。 アルザダール海底遺跡群(Lv142~Lv147) Apex Archaic Cog(RNG/RNG) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 70% 炸裂 60% 衝撃 30% 貫通 30% 硬化 60% 切断 60% 振動 85% 収縮 60% Lv142 HP約274,000 VIT355 AGI INT347 MND336 回避1435 防御1573 Lv143 HP約284,000 VIT363 AGI INT356 MND344 回避1473 防御1616 Lv144 HP約294,000 VIT373 AGI INT365 MND353 回避1512 防御1660 Lv145 HP約304,000 VIT381 AGI INT373 MND360 回避1551 防御1704 原種にある突+25%と魔法感知が削除されている。レストラルのHP回復量はレベル毎に固定されており、Lv142が54852、Lv143が56840、Lv144が58827、Lv145が60812になっている。 Apex Archaic Cogs(RNG/RNG) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 70% 炸裂 60% 衝撃 30% 貫通 30% 硬化 60% 切断 60% 振動 85% 収縮 60% Lv145 HP約304,000 VIT381 AGI INT373 MND360 回避1551 防御1704 Lv146 HP約314,000 VIT389 AGI INT381 MND368 回避1590 防御1747 Lv147 HP約324,000 VIT399 AGI INT390 MND377 回避1628 防御1791 レストラルのHP回復量はLv146が62800、Lv147が64787。 クロウラーの巣〔S〕(Lv129~Lv140) Apex Fire Elemental(BLM/BLM) 斬 - 75% 突 - 75% 打 - 75% 遠 - 75% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 5% 炸裂 100% 衝撃 100% 貫通 100% 硬化 5% 切断 100% 振動 150% 収縮 100% Lv131 HP約185,600 VIT243 AGI297 INT339 MND257 回避1083 防御1160 Lv132 HP約192,500 VIT249 AGI304 INT347 MND263 回避1112 防御1193 Lv133 HP約199,400 VIT254 AGI311 INT354 MND269 回避1142 防御1226 熱波になると出現する。 Apex Water Elemental(BLM/BLM) 斬 - 75% 突 - 75% 打 - 75% 遠 - 75% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 5% 炸裂 100% 衝撃 150% 貫通 100% 硬化 100% 切断 100% 振動 5% 収縮 100% Lv131 HP約185,600 VIT243 AGI297 INT339 MND257 回避1083 防御1160 Lv132 HP約192,500 VIT249 AGI304 INT347 MND263 回避1112 防御1193 Lv133 HP約199,400 VIT254 AGI311 INT354 MND269 回避1142 防御1226 雨になると出現する。アクアベール、ポイゾガII、ウォータV、ウォタガIII、フラッド、ドラウンを詠唱する。 Apex Mycelar(WAR/WAR) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 100% 炸裂 100% 衝撃 100% 貫通 100% 硬化 100% 切断 100% 振動 30% 収縮 30% Lv136 HP約239,000 VIT311 AGI332 INT256 MND272 回避1254 防御1379 Lv137 HP約246,300 VIT319 AGI340 INT262 MND279 回避1284 防御1413 Lv138 HP約253,700 VIT325 AGI346 INT267 MND284 回避1314 防御1446 Apex Lugcrawler(WAR/WAR) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 70% 炸裂 70% 衝撃 100% 貫通 30% 硬化 100% 切断 30% 振動 70% 収縮 100% Lv129 HP約188,000 VIT280 AGI272 INT233 MND233 回避1043 防御1155 Lv130 HP約195,000 VIT286 AGI277 INT238 MND238 回避1073 防御1187 Lv131 HP約202,300 VIT292 AGI282 INT243 MND243 回避1103 防御1220 Apex Worker Lugcrawler(WAR/WAR) Lv132 HP約209,300 VIT299 AGI289 INT249 MND249 回避1133 防御1253 Lv133 HP約217,300 VIT206 AGI296 INT254 MND254 回避1163 防御1287 Lv134 HP約224,300 VIT313 AGI302 INT261 MND261 回避1193 防御1320 Apex Soldier Lugcrawler(WAR/WAR) Lv134 HP約224,300 VIT313 AGI302 INT261 MND261 回避1193 防御1320 Lv135 HP約231,700 VIT320 AGI309 INT267 MND267 回避1224 防御1354 Lv136 HP約238,700 VIT327 AGI316 INT272 MND272 回避1254 防御1387 Apex Rumble Lugcrawler(WAR/WAR) Lv136 HP約238,700 VIT327 AGI316 INT272 MND272 回避1254 防御1387 Lv137 HP約246,400 VIT335 AGI323 INT279 MND279 回避1284 防御1421 Lv138 HP約253,800 VIT341 AGI329 INT284 MND284 回避1314 防御1454 Apex Knight Lugcrawler(WAR/WAR) Lv138 HP約253,800 VIT341 AGI329 INT284 MND284 回避1314 防御1454 Lv139 HP約261,100 VIT348 AGI336 INT290 MND290 回避1344 防御1488 Lv140 HP約271,000 VIT356 AGI343 INT297 MND297 回避1383 防御1530 Apex Nest Elytra(PLD/PLD) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 70% 炸裂 70% 衝撃 70% 貫通 100% 硬化 100% 切断 70% 振動 70% 収縮 70% Lv132 HP約204,600 VIT376 AGI219 INT219 MND289 回避1133 防御1329 Lv133 HP約212,000 VIT384 AGI225 INT225 MND296 回避1163 防御1363 Lv134 HP約219,300 VIT393 AGI230 INT230 MND302 回避1193 防御1397 Apex Blazer Elytra(PLD/PLD) Lv134 HP約219,300 VIT393 AGI230 INT230 MND302 回避1193 防御1397 Lv135 HP約226,500 VIT401 AGI235 INT235 MND309 回避1224 防御1431 Lv136 HP約233,000 VIT410 AGI241 INT241 MND316 回避1254 防御1466 Apex Helm Elytra(PLD/PLD) Lv136 HP約233,000 VIT410 AGI241 INT241 MND316 回避1254 防御1466 Lv137 HP約240,900 VIT418 AGI246 INT246 MND323 回避1284 防御1500 Lv138 HP約248,100 VIT428 AGI251 INT251 MND329 回避1314 防御1535 Apex Doom Scorpion(WAR/WAR) 斬 + 0% 突 + 0% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 70% 炸裂 70% 衝撃 100% 貫通 115% 硬化 115% 切断 70% 振動 100% 収縮 70% Lv135 HP約231,800 VIT305 AGI325 INT267 MND267 回避1224 防御1346 Lv136 HP約239,000 VIT311 AGI332 INT272 MND272 回避1254 防御1379 Lv137 HP約246,300 VIT319 AGI340 INT279 MND279 回避1284 防御1413 Lv138 HP約253,600 VIT325 AGI346 INT284 MND284 回避1314 防御1446 Apex Lugcrawler Hunter(WAR/WAR) Lv137 HP約246,300 VIT319 AGI340 INT279 MND279 回避1284 防御1413 Lv138 HP約253,600 VIT325 AGI346 INT284 MND284 回避1314 防御1446 Lv139 HP約261,200 VIT331 AGI353 INT290 MND290 回避1344 防御1479 Apex Hornfly(WAR/WAR) 斬 + 0% 突 + 25% 打 + 0% 遠 + 0% 魔 + 0% 息 + 0% 風 + 0% 魔防 100 溶解 100% 炸裂 70% 衝撃 100% 貫通 100% 硬化 115% 切断 70% 振動 100% 収縮 100% Lv131 HP約202,600 VIT279 AGI310 INT243 MND243 回避1103 防御1213 Lv132 HP約209,600 VIT285 AGI318 INT249 MND249 回避1133 防御1246 Lv133 HP約217,000 VIT291 AGI326 INT254 MND254 回避1163 防御1279 Apex Dragonfly(WAR/WAR) Lv133 HP約217,000 VIT291 AGI326 INT254 MND254 回避1163 防御1279 Lv134 HP約224,400 VIT299 AGI332 INT261 MND261 回避1193 防御1313 Lv135 HP約231,000 VIT305 AGI340 INT267 MND267 回避1224 防御1346 Lv HP約,000 VIT AGI INT MND 回避 防御
https://w.atwiki.jp/bartlett3/pages/292.html
あ アタルフォーネ い う ウルミア え エシャンタール お か カーバンクル き く け こ さ し ジャボス す 水晶の龍 スカリーZ せ セルテウス そ た ち つ て ディアボロス テンゼン と な ナグモラーダ に ぬ ね の は バハムート ひ ふ フェニックス フェンリル ブッキーチェブキー プリッシュ プロマシア へ ほ ま マグ・メーガス マッキーチェブキー み む め も や ゆ よ ら り る ルーヴランス れ ろ わ
https://w.atwiki.jp/bartlett3/pages/2.html
五十音索引 アルファベット索引 モンスター耐性表(あいう) モンスター耐性表(えお) モンスター耐性表(かきく) モンスター耐性表(けこ) モンスター耐性表(さ行) モンスター耐性表(た行) モンスター耐性表(な行) モンスター耐性表(はひふ) モンスター耐性表(へほ) モンスター耐性表(ま行) モンスター耐性表(や行) モンスター耐性表(ら行) モンスター耐性表(わ行) モンスター耐性表(その他) Apexモンスターデータ 召喚獣データ ステータスランク 更新履歴 取得中です。
https://w.atwiki.jp/bartlett3/pages/296.html
Jabbos ジャボス バストゥーク共和国出身の坑夫。784年にグスゲン鉱山とムバルポロスが偶然繋がり、そこから現れた獣人モブリン族が略奪を始めたため、 ジャボスはムバルポロスに赴いて現在に至るまでの百年間、人間と獣人の融和を訴え続けている。 バストゥーク共和国に生まれる。長じてグスゲン鉱山の坑夫となった。 モブリン襲来 784年、拡張を続けていたグスゲン鉱山がモブリンの移動地下都市ムバルポロスと繋がるという事件が発生した。 ムバルポロスより出現したモブリンはバストゥーク市街に襲来し、書物を奪って市民を拉致するという奇怪な行動に出たが、 当時バストゥーク共和国はエルシモ海戦に掛かりきりであり、拉致された市民もしばらくするとなぜか家に帰されたため、すぐには対抗策が打たれずにいた。 そのためグスゲン鉱山の作業現場は紛糾し、一時は鉱山ごと爆破する案も出たほどであった。 この状況を憂えたジャボスは諸国を回ってモブリンについて徹底的に調べ上げ、独自の対抗策を練り上げた。それはモブリンにアルタナ教の聖典を読ませるというものであった。 モブリンとは「光り輝く鉄巨人」を崇拝するためにゴブリンと袂を分かったゴブリンの亜種であり、地底に眠るとされる鉄巨人を探して掘削生活を送る種族である。 その地底生活の果てにプロマシアの石像を発掘したモブリンは、それを鉄巨人と誤解して崇拝するも一切加護らしきものが得られなかったため、 その理由を求めて地上に現れ、書物の略奪と人間の拉致を始めたのが当時の事件の真相であった。 それを突き止めたジャボスは「その石像は鉄巨人ではなくプロマシアを象ったものであり、だから加護がもたらされないのだ」とモブリンに説明し略奪の中止を要請した。 しかし同時に「プロマシアは獣人の父であり、アルタナは人間の母である」との情報も伝えてしまった事から、 モブリンは「神敵である人間を滅ぼせば、このプロマシア像から加護が得られる」と曲解し、人間の殺戮を開始した。 事件の収束 唐突に始まった人間とモブリンの戦いは、エシャンタールがムバルポロスから石像を盗み出す事で一夜にして終了した。 当時タブナジア大聖堂でジラート遺物を集めていたエシャンタールは、諸国を回っていたジャボスと出会ってプロマシア像の存在を知ると、すぐさまその回収を指示したのである。 石像を失って混乱したモブリンは再び地中へと潜行し、ムバルポロスの出入り口は土砂で封鎖されたが、 ジャボスは略奪を殺戮へと激化させた事に自責の念を感じ、故郷バストゥークを捨ててムバルポロスへと移住。現地で人間と獣人の融和を訴え続ける生活に入った。 プロマシアミッション 884年、掘削生活を続けていたモブリンは今度はアル・タユのマザー・クリスタルを掘り当てた。 この話がアル・タユへの帰路を探していたセルテウスの耳に入り、セルテウスはムバルポロスを訪れて「虚ろなる闇」の力でモブリンを鎮め、道を確保した。 セルテウスの虚ろなる闇を味わったモブリンは、セルテウスをプロマシアの化身と誤解して沸き立ち、生贄に人間を捧げるべく再び地上を目指し、百年振りの殺戮を始めようとした。 長年のムバルポロス生活でモブリンと一定の信頼関係を築いていたジャボスは、 かつてエシャンタールに訂正された聖典の誤り、即ち「プロマシアは獣人が誕生する遥か以前に死亡しており、獣人の父ではありえない」という真実を訴え、 殺戮を止めるよう試みたが、熱狂にうなされたモブリンには聞き入れられなかった。 ジャボスは自らの無力さを嘆き途方に暮れたが、アル・タユを調査するためにムバルポロスを訪れたルーヴランスとPCに協力を請われ、モブリンと人間の融和に繋がるならばと同道を決意した。 そしてジャボスは旅路の果てに図らずもプロマシアと対峙し、天地創造にまつわる真実を知る機会に恵まれた。 ムバルポロスに凱旋したジャボスは、自らの情報が今度も誤解され、再び意図せぬ惨劇を招いてしまわぬよう、慎重に言葉を選びながら「実は人間こそがプロマシアの子である」とモブリンに伝えた。 しかしここでもモブリンは言葉を誤解し「ならば人間とモブリンはプロマシアの子同士であり兄弟である」と結論付けた。 ジャボスは「獣人はプロマシアの子ではない」と言いよどんだが、この誤解によってモブリンが人間と仲良くできるのならば本望とし、現在もムバルポロスでモブリンとの共同生活を送っている。 「このまま……俺は……モブリンたちと……歌って騒ぐよ……。 そして……人と獣人が……兄弟だってことを……ゆっくり……ゆっくり……伝えていく……。PC、タンキッヤァ……。」 【覚書】 プロマシアミッションでPCに同行する味方NPCの一人。NPCは五種族からバランスよくメンバーが選ばれており、ジャボスはそのガルカ代表だと言える。 しかし加入するのが第5章と遅く、更にBF等の戦闘シーンにも関わらない事から、相対的に非常に地味な存在となっている。 既にバストゥークを離れて百年と長く、ライバートからは「ガルカである事をやめたガルカだ」と酷評され、モブリン相手の調停者どころかトラブルメーカーとすら思われている。 長く人界から遠ざかっている事と生来の口下手が相まって、三点リーダだらけのたどたどしい話し方をする。 タブナジア大聖堂に雇われてアル・タユを調査していたブッキー・チェブキーは楽園の扉が百年前に一度開かれた事を突き止めるが、それはモブリンがプロマシアの石像を掘り当てた事の暗喩に過ぎなかった。 プロマシアの器に魅了された際は「強さ、強さ、強さ……。虐げられたもの……護る、強さ……あの声……、俺に……くれる言う……。」というナグモラーダに蹴散らされたモブリンを思いやるような言葉を呟いた。
https://w.atwiki.jp/bartlett3/pages/308.html
Diabolos ディアボロス ヴァナ・ディール出身の霊獣。別名、夢の使者。夢の世界「デュナミス」を構築する力を持ち、一万年前から現在に至るまで、「虚ろなる闇」に飲まれた人間の魂を囲い入れては「救済」している。 一万年前、ジラートとして生まれる。程なくしてクリュー分裂症を患い、ソ・ジヤに移り住んだ。 クリューを救いたい一心で修行を積み、霊格を大きく上げた事で霊獣となる。 以降クリュー分裂症の治療に取り組み、実際にクリューから虚ろなる闇を取り除くも、 その結果クリューは(メルト・ブローの後遺症も手伝って)異形の生命体「トンベリ」に変貌してしまい、ディアボロスは失意の内に虚ろなる闇の治療を諦めた。 そして治療の代替手段として新たに編み出したのが、夢の世界「デュナミス」に人々の魂を囲い込み、文字通り現実逃避させる事によって救済するという手段であった。 古代戦争 ディアボロスもまた他の霊獣と同様に真世界化には反対する立場を取っており、一万年前の古代戦争ではクリューと共闘したが、 戦場では直接ジラートと干戈を交えるよりも、虚ろなる闇に飲まれた人々を分け隔てなくデュナミスに誘い入れる事に努めた。 その「救済事業」は、ジラート文明が滅亡して一万年を経た現在でも続く彼のライフワークとなった。 デュナミスの変貌 しかし864年、多くの戦死者を出した水晶大戦にて、獣人血盟軍の首魁「闇の王」をデュナミスに取り込んだため、 闇の王によって持ち込まれた尋常ならざる量の「虚ろなる闇:憎悪」が、デュナミスを憎しみに満ち満ちた修羅界へと変貌させた。 デュナミスでは死者はマザー・クリスタルに還らず、その場で再度息を吹き返すため、以降デュナミスは住人同士が憎しみに憑かれて戦い合い、永遠に血で血を洗い続けるという無間地獄となった。 エリア名で言えば、デュナミス-サンドリア・バストゥーク・ウィンダス・ジュノ・ボスディン・ザルカバードがこれに相当する。 この問題は20年が経過した現在でも解決しておらず、ディアボロスはPCを一時的に取り込んで闇の王の撃破に協力させ、 倒れた闇の王の憎悪が果たして風化して行くかどうかの監視を闇の王の素体であるラオグリムに託している。 また884年、「宿星の座」にてクリスタルに飛び込み昏睡状態に陥ったライオンの悪夢がデュナミスと繋がってしまい、それが更なる修羅界の創造に繋がった。 エリア名で言えば、デュナミス-バルクルム・ブブリム・クフィム・タブナジアがこれに相当する。 ライオン自身は標準的な人間であるため、彼女が有している虚ろなる闇もまた並の分量に過ぎなかったのだが、 彼女はプロマシアミッション「暁」にてプリッシュが投げ込んだ「タブナジアの魔石」を抱え込み、それを輪廻させまいとしていたため、その魔石の力がデュナミスを変質させる要因となった。 ディアボロスは自身の分霊(スペード・ダイア・クラブ・ハート)を派遣してライオンと魔石の掃討に当たったが返り討ちに遭ってしまい、ここでもPCの手を借りる事にした。 PCの尽力によってライオンは無事悪夢から覚める事ができたが、一旦創造されてしまった修羅界がそれで簡単に消えるはずもなく、ディアボロスは現在もなお各区域の浄化に奮闘している。 プロマシアミッション 同884年、セルテウスがヴァナ・ディールに帰還したためディアボロスは驚愕した。 セルテウスは古代戦争で「世界の終わりに来る者」を倒す使命を負って、アル・タユと共に消滅したと思われていたのだが、 そんな彼が今頃になって帰還を果たしたのは敵前逃亡して身を隠していたからだとディアボロスは勘違いし激昂、セルテウスを襲撃した。 しかしディアボロスはその場に居合わせたPCによって撃退され、改めてセルテウスから一万年前の真相と、現在彼が行おうとしている計画を知らされた。 一万年前から現実逃避の道を選んできたディアボロスは、それとは異なる解決手段を選んだとセルテウスとPCに興味を持ち、彼らの行く末をひとまず見守る事にした。 その結果、PC達は「世界の終わりに来る者」の撃破に成功し、虚ろなる闇の拡大に終止符を打った。 現実逃避を良しとせず抜本的な勝利を掴み取ったPCにディアボロスは嫉妬したが、それでもPCの実力は認めざるを得ないと判断し、現在ではデュナミスの浄化に向けて積極的にPCの力を借りている。 「虚ろなる闇は 消えつツアリ 私の 夢の世界デュナミスは 新たな魂ヲ 受け入れルコトモ 減ッタ。 そウ おまえたちの もっトモ 望む方法ニテ 人は 救わレタノダ。……愉快だろウナ PC。 こレカラ 私は 夢の世界デュナミスの 呪わレタ 区域ヲ 元の姿ニ 戻すガタメ 集中することトシヨウ。」 【覚書】 FF8で初登場した召喚獣。使用技「闇よりの使者」の演出は本作の「ネザーブラスト」に受け継がれた。Diabolos とはラテン語で「悪魔」の意。 2004年2月26日に実装されたデュナミスにて「デュナミスを統べるモノ」として登場。正体不明のミステリアスな存在だったが、同年9月16日に発売された『プロマシアの呪縛』でその正体が明らかになった。 元「世界の終わりに来る者」であるプリッシュを「救う」べく執拗にデュナミスに取り込もうとしたが、エシャンタールがソ・ジヤを再起動させて妨害を図ったため激怒した。 PCとの連絡手段にケルトトを用いており、彼女の瞑想に頻繁に現れる。上記の件でディアボロスが激怒した際は、しばらくは落ち着いた瞑想ができないとケルトトとは嘆いた。 瞑想中にケルトトの方からディアボロスの事を探ろうとすると必ず現れる。彼女はその理由を「自身の過去など諸々の事を詮索されたくないからだろう」と推測している。 PCが初めてディアボロスと戦う事になるBFのタイトル「神を名乗りて」は、人間から霊獣になったディアボロスの事を指した名称である。 【アクション】 【ドリームシュラウド】 魔法攻撃力と魔法防御力を高める攻防一体の障壁を展開する。 上昇する値は一定ではなく、ヴァナ・ディール時間が夜に近いほど魔法攻撃力が上がり、昼に近いほど魔法防御力が上がるという、まるで夜行性を思わせるかのような性能になっている。 Dream Shroud とは「夢の帳」の意。 【アルティメットテラー】 標的のSTR・DEX・VIT・AGI・INT・MND・CHRを吸収する。真龍族のアブソルートテラーと技名が似ているが、基本的にテラー効果はなく、 『アビセアの覇者』で実装された同型のモンスター Maere が使用するアルティメットテラーにおいて初めてテラー効果が付与された。 Ultimate Terror とは「究極の恐怖」の意。 【ネザーブラスト】 重力球を投擲して闇属性のブレスダメージを与える。 威力は控えめながらも非常に高い魔法命中率で知られ、かつてはそれを買われてHNM戦で用いられた事もあった。 モーションはFF8で使用した「闇よりの使者」を踏襲したもので、着弾時に魔方陣が浮かぶエフェクトまで再現されている。 Nether Blast とは「冥界の爆風」の意。 【ナイトメア】 全身から黒色の瘴気を噴き出して標的を眠りに誘う。夢の使者ディアボロスの代名詞とも言える技で、自身中心範囲に睡眠及びバイオの効果を与える。 この睡眠は特殊なタイプでスリップダメージによって目覚める事がないため、服毒による予防が不可能となっている。 Nightmare とは「悪夢」の意。 【ナイトテラー】 漆黒の帯を幾筋も発生させて敵を絡め取る。 ネザーブラストの上位的な技で、標的単体に闇属性のダメージを与える。 高い魔法命中率も健在で、闇のエレメンタルやカトゥラエ族にもレジストされる事がない。 また標的が睡眠中だと威力が上がるというユニークな特徴もあり、ナイトメアで眠らせてから撃つという使い方ができる。 Night Terror とは「夜の恐怖」の意。 【ルイナスオーメン】 ナイトメアよりも濃い瘴気を吐き出すディアボロスの究極履行。 本作では数少ない割合ダメージの一つで、FF8時代に駆使したグラビジャや「闇よりの使者」といった割合ダメージ技を意識した性能だと思われる。 ruinous omen とは「破滅の前兆」の意。 基本的に四六時中、羽ばたいて宙に浮いているディアボロスだが、「神を名乗りて」のカットシーンでは珍しく着地してPC達の話に応じている。 「神を名乗りて」や「笑み曲ぐ夢魔と」でディアボロスと戦う事になる舞台「異界の口」。 多層構造から成る非常にユニークなBFで、ディアボロスが「ナイトメア」を使用する事で床板が何枚か抜け落ちる仕組みになっている。 床下にはダイアマイト族がひしめいており、ディアボロスは「カミサドー」を使ってそこへ蹴り落とそうとしてくる。 ENM「異界の使い魔」にも流用されていて、その際は初めから階下から進入しダイアマイト族と戦う事になる。 ソ・ジヤの最下層にある異界の口へと通じる扉。 ソ・ジヤは全部で六つの区画に分かれており、そのうち五つに霊獣の魔導器が設置されている。 ボスディン氷河(I-7)の入口はバハムート、(G-9)の入口はフェニックス、(H-8)の入口はディアボロス、(H-10)の入口はフェンリル、(J-8)の入口はカーバンクルの魔導器に通じている。 魔道器へと通じる扉には通常霊獣のレリーフが刻まれているが、ディアボロスの扉のみ異界の口の意匠が刻まれている。
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/3313.html
「ド根性じゃぁ~!!」 名前:成吉思汗 キャッチコピー:「剛毅なる騎馬民族の勇士!!」(『WH2』) 「蒙古武烈王」(『WHP』) 出身地:モンゴル 身長:170cm 体重:120kg 誕生日:2月19日 血液型:O型 職業:覇王 格闘技:蒙虎流闘術(始祖) 趣味:モンゴル相撲 好きなもの:根性、度胸、気合、酒、征服、オルド、辛いもの 嫌いなもの:甘いもの、お高い女、ヒットアンドアウェイ 知能指数:根性じゃぁ~! 宝物:玉砕覚悟の肝っ玉 モンゴルの大草原の中、遊牧民たちの集落があった。 広場らしき場所にいた若者たちが集まって騒いでいる、どうやらモンゴル相撲の大会があるようである。 試合が始まり、大男たちの試合がどんどん消化されていく中、一人の男がその場に現れた。 その男を見ると、ワァーッと歓喜の声があがった。 その男は身長はそう高くなく、ずんぐりむっくりとした体型であるのだが、実は彼こそがモンゴルの覇王、J・カーンなのだった。 「さ~て、ワシも一試合させてもらうかな」と彼が乱入してくると、村人たちは我こそ相手するぞと争いにさえなる。 が彼は争いをしずめ一人一人全員と相撲をとっていく。そんな彼を村人たちは心の底から尊敬しているのだ。 『ワールドヒーローズ』シリーズのキャラクター。初代から参戦している。 当初は「J・カーン」名義だったが、『パーフェクト』で「ジンギスカン」に変更された。1192作ろうジンギスカーン♪ モチーフとなったのは言わずと知れたモンゴルの英雄チンギス・カン*1(1162~1227年)であるが、『北斗の拳』のウイグル獄長の要素も入っており、 必殺技の名前がほぼ同一(獄長は蒙古覇極道に対し、カーンは蒙虎覇極道)なので結構ギリギリである。 なお、元ネタの名前のアルファベット表記は「Genghis Khan」、原語に準じた場合も「Činggis Qan」だが、カーンの方は「J.CARN」となっている。 大陸を席巻する覇王であり、その誇りをかけて勝負に挑む。 その最大の武器は持ち前のド根性で、危機に陥れば陥るほど強くなる豪放磊落な漢*2。 『2JET』から登場する呂布を、同じ武人として尊敬している。 一方、美人が好きという軟派な一面も持つ。 『パーフェクト』のエンディングではゼウスに囚われていた各時代の美女達に囲まれて、 「わしは若い娘さんは苦手なんじゃがのぉ」と言いつつも満更でもない様子であった。 ただし、ジャンヌのようなプライドの高いタイプだけは大の苦手。 強い男が好みのジャンヌからは惚れられており、初代のエンディングでは求婚を受けるも情けない表情で逃げ回っていた。 その後も求婚目的で度々勝負を挑まれるも進展はせず(本気ではないだろうが400戦対戦して400敗しており、ジャンヌは自分の強さにガッカリした)、 『パーフェクト』でようやく諦めたのか「過去の男」として扱われるようになった。 「せかいの はしゃ ジンギスカンだ。 よう おぼえとけ」 原作での性能 ライフが多く、優秀な突進技を持つ上に打撃戦が得意なパワーキャラ。フットワークがノロいのが難点。 利点は通常技のウイグルキック(斜めJ大K)やモンゴリアンスライディング(斜め下K)が相手の飛び道具のカウンターに決まる事。 必殺技はガード後の跳ね返りが小さくそのまま投げてしまえる「覇極ハメ」が出来る「蒙虎覇極道」と 「パワーゲイザー」に良く似た「モンゴリアンダイナマイト」(『パーフェクト』では「蒙虎大發破」)の2つ。 モンゴリは待ちや対空に役立ち、しゃがコパ連打、ジャンプ攻撃、スライディングから繋がるので便利。 主なコンボは、めくりモンゴリアンチョップ(ななめJ大P)→アースキック(下大キック)→モンゴリアンクラッシュ(レバー入れ大P)×2。 『2』では「覇極道」の後に間合いが離れるようになったため、覇極ハメは出来なくなった。覇極道ガードさせて投げのハメも同様。 さらに初代は使えたいくつかの投げハメが全て使えなくなってしまった。必殺技などの追加は無い。あんまりである。 基本戦法は、ヘッドスライディングをガードさせてからのダイナマイトや、ジャンプ攻撃をガードさせてからの、カウンター覇極道遅らせ当て。 主なコンボは、ジャンプ攻撃→小パン×3キャンセル覇極道や、めくりジャンプ攻撃→小パンチ×2→レバー入れ大パン(頭突き)→大キックの気絶コンボ。 小Kはけん制、J大Pはめくりに、頭突き(レバー入れ近大P)は対空に、大Kは相手のダウンを奪うのに使える。 『2JET』では「モンゴリアンアタック」(『パーフェクト』では「蒙虎穿山甲*3」)が追加。 ブランカの「バーチカルローリング」と似たような技だが、隙が大きく使いづらい。 また、パワーキャラながら三角跳びも追加されている。 『パーフェクト』ではエキストラアタックの「気合入魂」と、究極奥義「超蒙虎爆炎弾」が追加。 前者はヒーローゲージを溜める、所謂パワー溜めである。 後者は「モンゴリアンダイナマイト」の強化版で、ヒーローゲージMAX版は一度上がった火柱が落下してくる。爆炎龍に似ているが、バウンドはしない。 特にヒーローゲージMAX版は直撃よりもガードさせた方が火力が高い。 「モンゴリアン大団円」!!迫り来るノコギリから仲間を救った、彼の雄姿に敬意を表するのである! MUGENにおけるJ・カーン 2体のキャラが作られており、いずれも『パーフェクト』をベースにアレンジが加えられている。 言うまでもないがこっちのモンゴリアンとは全く関係ない。 + T^T氏&zamtong氏製作 T^T氏&zamtong氏製作 海外サイト「MUGEN Database」にて代理公開されている。 DOS時代からのキャラであるため、WinMUGEN以降で使用すると色化けを起こしてしまう(こちらを参照)。 「無限小学校」などで入手可能な「CharSffDtoW」を用いて修正されたし。 ライフバー下の字幕や勝利画面は搭載されておらず、やや寂しい。 原作の技はほぼ全て搭載されており、三角跳びやしゃがみ歩きの「蒙虎忍這」といった特殊動作も可能だが、 必殺技のコマンドが軒並み変更されている他、地上立ちPでチェーンコンボが可能など、随所にアレンジが加えられている。 特に「蒙虎覇極道」が波動コマンドになったのは大きく、コンボの〆に組み込みやすくなるなど使い勝手が増した。 また、昇龍コマンドに変更された「蒙虎大發破(モンゴリアンダイナマイト)」はヒット時相手が高く浮いて追撃可能となり、原作とはまた違った使い方ができる。 ただし見かけよりも攻撃判定が小さい上に、弱以外は判定の発生前に無敵が切れてしまい、対空技としてはやや心許ないので注意。 究極奥義の「超蒙虎爆炎弾」はボタンの強弱でゲージ消費量と火柱の数が変化し、3ゲージ版ともなると5本の火柱が上がるド派手な技に。 残念ながら噴き上がった火柱が落ちて来るHEROゲージMAX版は再現されていないが、3ゲージ版を密着して当てれば最大5割超のダメージを叩き出す。 更にこのカーンの大きな特徴として、スタートボタンを押しながら選択する事で裏カラーとでも言うべき別モードが使用可能。 このモードでは覇極道が使えないが、代わりにブランカばりのローリングアタック「Mongolian Rolling Attack」と、 その強化版である超必殺技「Mongolian Hyper Rolling Attack」が追加されている。 前者は唯一のタメ技であるが、タメ時間自体は短くコンボに組み込む事も可能なので、基本的には覇極道と同じ感覚で使っていける。 それ以外にも、 「蒙虎雷臀」が「モンゴリアンプレス」に変更 蒙虎大發破のボイスとエフェクトが変更され、持続時間も若干増加 通常投げの威力が弱体化(200→115) などの差異がある。 こちらもこちらで面白いアレンジになっているので、好みに応じて使い分けよう。 以上のようにポテンシャルは中々のものなのだが、AIが未搭載故に他の『WH』キャラと比較しても出番はかなり少ない。 一部の大会ではキャノン娘氏によるAIを導入した状態で参戦しているが、大会用のため一般公開はされていない。 + ですからー氏製作 ですからー氏製作 こちらは原作再現系で、技コマンドや構成、火力なども再現している。 ただし完全な再現ではなく、『熱闘ワールドヒーローズ2JET』における超必殺技「蒙虎大激怒」や、 オリジナルのガードキャンセル攻撃とガードキャンセル回り込みが追加されているなど、一部アレンジも加えられている。 ライフバー下の字幕や勝利画面も完備しており、コンフィグで位置の設定も可能。 ですからー氏製のキャラには珍しく、状況によって攻撃力が変化する補正システムは搭載されていない模様。 AIはデフォルトで搭載されている。 11段階のレベル設定、AI制限やガードキャンセルの有無が設定可能で、並~強クラスで強さを調整可能。 待望のAI付きJ・カーンなので、今後の活躍に期待したい。 出場大会 髭トーナメント2【漢祭り】 百漢DEBU決定戦 アメコミ・海外キャラと小規模タッグトーナメント 現時点でAI未搭載のキャラでシングルトーナメント ネオジオバトルトーナメント あまり(ryもうすぐ春なのでタッグでミニバトルロワイヤル MUGENアジア選手権 19XX年!ゲーム主人公ランダムタッグバトル 凍結 春なのにモテないからタッグトーナメント開く 成長トーナメントRe プレイヤー操作 MUGEN∞動画番外篇(操作キャラ、T^T氏&zamtong氏製) 「ガッハッハッハッ、ワシの勝ちのようじゃな。 負けるのも当然。 ワシの根性は1000人前じゃからな!!」 *1 歴史上の彼の名前の日本語表記については揺れが激しく、現在は歴史的に見て「チンギス・カン」表記が主流となっている。 それ以前は「ジンギス・カン(カーン、カアン)」「チンギス・ハン(ハーン、ハアン)」等の表記も多く見られた。 なお、「ジンギスカン」表記は人名の方には使われなくなったものの、 当時流行した曲の名前や日本独自の郷土料理の名前として残っていたりする (誤解されやすいが、料理の方は「羊肉ならモンゴル料理だろ。モンゴルならジンギスカンだろ」と言う日本人の発想であって、別にモンゴル料理というわけではない。 このあたりは「食べ放題=バイキング」も同じである)。 *2 ちなみに現実のモンゴル帝国は始祖のチンギスを始めとして諜報や謀略、心理戦や調略を駆使し、 更に目につくもの全て敵として滅ぼすのではなく利用出来る存在は手を結んで利用したりと頭脳派であり、 実際の戦闘においても伏兵などの戦術や策を弄したりと、猪突猛進一辺倒でもましてや知能指数 根性じゃぁ~!でもない。 これが他の遊牧民と差を付け帝国にまで至った要因であり、単に破壊と略奪を繰り返すだけの民族では決してないのだ。 むしろ刃向わない限りはその地の文化を尊重して利用するし(そして姫をオルド(ハーレム)に入れて子供を作り送り込む)、 そもそも基本戦略が無血開城だし。元寇?あれは5代目がやったことだし。 *3 この技は名称も内容も同名の動物「穿山甲(センザンコウ)」が由来と思われる。 センザンコウは中国やアフリカに生息する哺乳類で北米や南米に生息するアルマジロに似ているが、 体が刃状のウロコで覆われ、防御だけでなく攻撃にも転用出来る点が異なる。